ドライブレコーダーのSDカードって消耗品って知ってました?
2020年05月17日
こんにちは、社長の高藤です。
今日はドライブレコーダについて少しお話したいと思います。
近年、多くのドライバーの皆様がご利用されていますドライブレコーダー、取付後はユーザーが何もすることがなくても、勝手に映像を撮り続けてくれると思いがちですよね?
しかし、実はドライブレコーダーにもメンテナンスは必要だということは意外と知られていないかと思います。
特に注意が必要なのが「SDカード」です。現在、多くのドライブレコーダーで利用されているのが「microSDカード」。
microSDカードは永久に使い続けられるもの、とどこかで思っているユーザーの方も少なくはないでしょう。
国民生活センターやニュースでも注意喚起されていますが、一般的なmicroSDカードは異常が発生しやすいもの。特に自動車の車内という過酷な環境下では、ビデオカメラやデジタルカメラなどで使っている以上に、壊れやすいモノだということを忘れていけません。
一般的なビデオカメラは、ユーザーが動画を撮りたいと思った時に、録画のスタートボタンを押し、数秒から数分、長くても数十分くらいを撮ります。
一方で、ドライブレコーダーは、自動車のエンジンが掛かると自動的に電源が入り、録画がスタートします。自動車を運転している限りは、ずっと録画している状態なのです。
そんなドライブレコーダーで撮影した動画データは、本体に挿入したmicroSDカードに記録されていきます。当然、microSDカードの容量には限界がありますが、ドライブレコーダーでは、まるで限界がないかのように撮り続けます。なぜかと言えば、限界に達する前に過去の映像を消していきながら、新たな映像を上書き記録していくからです。
ここが一般的な使い方をしているビデオカメラとの最大の違いになります。
例えば容量が16GBのmicroSDカードを使っている場合は、数時間ごとに映像データが上書き=書き換えされていきます。この上書きや書き換えは、microSDカードにとっては負荷になります。何度も書き込むことでmicroSDカード内の素子が少しずつダメージをうけて(別の言い方では消耗して)いき、いずれエラーが発生したり、記録できなくなったりします。
そのため、定期的に新しいmicroSDカードに交換する必要があるのです。
この事はもちろん、どのドライブレコーダーメーカーもしっかりと唱って販売しているのです、がなかなかお客様の耳に届ききっていないのが現状ではないかと思っています。
近頃では、メンテナンスが不要のドライブレコーダーなども販売されています。
不慮の事故は、ドライブレコーダーを装着した直ぐに起きるとは限りません。
定期的にSDカードの交換、もしくはメンテナンスをお忘れなく!
今年に入り、色々と難解な車?修理?が続いています。
車検でお預かりしたいすゞウィザード
無事に車検も終わり、お返ししようと連絡したところ寒い時期エンジンのかかりが悪いので診てもらえないかということでした。
そもそもこのいすゞのウィザード、UBS73のDdエンジン(4JX1)はコモンレール式といって、エンジンオイルの油圧を加圧して、その圧力を利用して燃料を高圧で噴射するというエンジンで、始動時に油圧があがるまでエンジンがかかりにくいという特徴があるそうです。
ほんまかいな!(汗
通常の温度帯でエンジンが冷えているときで、セルをまわしはじめてから4秒以内に始動すれば正常範囲だそうです。
一般的なディーゼルエンジンはグローで加熱した後、「キュル、ブォーン」とまさに一触即発なのと比べると、あまり気持ちよくないやら恥ずかしいやらではありますが、このエンジンの方式による宿命のようです。
それにしてもかかりがわるい、4秒どころか7秒も8秒もかかることがあるので、グロープラグを交換して様子をみてみる事にしたのですが、まさかの1本目で折れるというハプニング。
古くなったモノが壊れやすく細心の注意をしていたのですが。。
お客様にも事情を説明し、急遽ヘッドを降ろし折れたグロープラグの取り外し作業へ。
古くなっていた部品やセンサー類など、必要なモノも交換でき、結果生産中止部品などもありましたが、調子もよくなりお返しすることが出来ました。
言葉にすると短いですが、お預かり期間2ヶ月。なかなか変わり者で苦労したいすゞウィザードでした。
続きまして70系スープラ2,5GTツインターボ。
こちらもまた、変体レベルの人気車種。
水が減ってしまうということで、これまたヘッドを降ろしヘッドガスケット、ウォーターポンプなど交換。
部品も何点か生産中止もあったりと。。
なかなかの作業です。
現在作業途中ですが、今月中にはお返しできるかなという感じです。
最近の車といえば、壊れたら、古くなったら、乗り換える。
愛着とかこだわりとか、今の車からは感じなくなってしまってきているように感じます。
正解は乗る方々それぞれの思いだとおもいます。
楽しいカーライフをエンジョイしたいですね!
※昔の車のCMのような台詞ですいません。
あなたに合った楽しい1台をご提案いたしますので、お気軽にご連絡ください!